分譲マンションを購入する前に!チェックすべき3つのポイント

公開日:2022/04/15   最終更新日:2022/05/12

自宅購入を検討する際、一戸建てにするかマンションにするか、いろいろと考えることもあり、悩む方も少なくありません。実はマンションの購入は、一戸建てに比べチェックポイントや前もって理解しておくべき点が多く、後悔につながらないよう慎重に検討が必要です。今回は分譲マンション購入前のチェックポイントをお伝えします。

チェックシートを作ってみよう

人生で最大の買い物となる分譲マンションの購入ですから、絶対に失敗したくないものです。しかし、「初めての経験で何から始めるべきかわからない」という方は多いでしょう。

まず必要なのは情報収取ですが、物件についての情報はインターネット・パンフレット・不動産業者からの情報収集、モデルルームの見学などで集められます。他にも、マンションには区分所有、特有の権利関係や決まりごとがあり、前もって理解しておかないと後悔につながります。

重要点をまとめてみましたので、内覧時にはチェックシートを作成するなどして、参考にしてください。

チェックポイント①:マンション内※専有部分・共用部分

マンション内は大きく専有部分と共用部分に分けられています。とくに1棟の建物に複数の住民同士が共同で使用する共用部分は、区分所有法やマンションの標準管理規約で定められた中で生活することになります。この点はマンション購入の際は充分な理解と、内覧の時には確認が必要です。

■専有部分

専有部分とは独立した壁、床や天井に囲まれた居住空間であり、区分所有権の対象となる空間で、購入されるマンションの室内が専有部分です。生活の中心になる場所なので、間取りや陽当たり、方角、設備、各部屋の広さ、エアコンの位置、室外機の置き場所など、そこで生活することをシュミレーションしながら内覧しましょう。

とくに陽当たりは時間によっても変化するため、可能であれば、午前中と午後に確認するのがよいでしょう。また、よくトラブルで聞かれるのが、音の問題です。この点は住んでみないと分からないので、不動産業社からの情報や、建物の構造などを参考に判断が必要です。

■共用部分

廊下やエントランスなど、マンションの住人すべてで使用する場所を共用部分と呼びます。共用部分の管理や維持補修は管理組合が行いますが、入居すると管理費や修繕積立金を負担することになります。内覧時のチェック事項としては、清掃が綺麗にされているかはもちろんですが、中古マンションの場合、共用部分の状況で維持管理がきちんとされているかなどが判断材料となります。

セキュリティシステムや防犯カメラ、消防設備などが完備されているかも重要で、駐車場・駐輪場・ゴミ置き場・ポスト・宅配ボックスなどの場所や使用方法もチェックが必要です。

チェックポイント②:管理組合・管理規約

マンションの場合、管理組合の運営、管理規約の内容や、管理費・修繕積立金の金額なども確認が必要です。15年に1回ほどのペースで外壁の塗り替えやエレベーターの取り換えなどが実施されますが、管理組合が円滑に運営できていないと不足金が発生するなどトラブルの実例もあるようです。

■管理組合

管理組合は住人が組合を作り管理を行っている自主管理と、管理組合から管理会社に委託されている場合に分けられます。どちらに該当するのかは、前もって確認しましょう。自主管理はトラブルが発生した場合、管理会社がないため住民たちで解決しなくてはなりません。

専門知識も必要な区分所有建物で発生した問題を、自分たちで解決するのは難しいものがあります。管理の専門家である管理会社が介入している方が安心といえます。管理組合の運営として重要なのが長期修繕計画であり、修繕積立金の内容も確認が必要です。

■管理規約

分譲マンションによって規模、立地、構造、住民の数などはさまざまで、管理の方法も違ってきます。そこで、入居予定のマンションに合った決まりごとが、管理規約として定めされています。

その中には購入後のリフォームが可能な部分と不可能な部分や、ペットの飼育可否(可能であれば種類、大きさや共用部分での対応)など、その内容が決められています。管理規約はマンション内の法律書のような役割なので、入居前のチェックポイントとして、それぞれの生活スタイルに応じた確認が必要です。

チェックポイント③:周辺環境

周辺環境については、内覧などの際に近所を散策されることをおすすめします。歩いてみるのもよいですが、自転車、車で散策するなど変化をつけると、見え方や感じ方が変わるものです。可能であれば時間帯にも変化をつけてみましょう。災害が多い昨今、ハザードマップを確認しておくのもよいでしょう。

不動産購入の際、後で気づく問題として、騒音と臭気があり、内覧時には室内のことに気を取られ、意外とチェック漏れする項目です。内覧のときは必ず窓を開けて、バルコニーからの写真を撮るなどして、確認できるようにしておくとよいでしょう。

 

マンション購入時のチェックポイントを上げましたが、内覧時には意外と冷静に物件を見学できないことが多いようです。だからこそ、内覧時には案内業者に確認のうえ写真を取るなどして、情報をピックアップできる工夫が必要です。内覧前には家族で話し合い、どんな生活環境が理想なのか優先順位をリストアップしておくことで、納得いくマンション購入につながるでしょう。

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