分譲マンションの床暖房って便利?電気代やメリットについても紹介!

公開日:2022/06/15   最終更新日:2022/06/29

電気代やメリット

マンション購入を検討しているけれど、床暖房ってあった方がいいの?どんなメリットがあるの?床暖房は電気代が高くなりやすいって聞いたことがあるけど、実際はどうなの?そんな疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか?この記事では、床暖房の基礎知識から皆さんがお持ちの疑問についても詳しく解説します。

床暖房つきの新築分譲マンションが増えている

マンションには床暖が定番になっている

現在、多くの分譲マンションで新築時から床暖房がついています。施工技術が進歩して、以前より床暖房が設置しやすくなったからです。また、床暖房つきの物件は人気があり、不動産業者も導入に積極的になっているのも要因です。

実際、新築物件が紹介されたチラシやホームページには、床暖房完備の物件が数多く掲載されています。少し前までは贅沢と見られがちだった床暖房ですが、今は一般家庭でも当たり前になってきているのです。

窓の大型化で床暖房の必要性が増している

床暖房普及のもう1つの理由は、窓の大型化による室温の低下です。寒さ対策として、床暖房をセットしておこうというわけです。近年は、眺望のよい物件に人気が集まっていることを受けて、窓を大きく取る分譲マンションが増えています。

しかし、窓の大型化は流れ込む冷気の量を増やし、部屋を暖まりにくくします。当然、家を買う人にとっては冬場の暖かさは重要な判断ポイントです。そこで、床暖房を設置して寒さへの不安解消を狙っているのです。今後、床暖房は窓の大型化によってさらに必要性が高まっていくでしょう。

床暖房つきの物件を選ぶメリット

床暖房は空気を汚さずに部屋を暖められる

床暖房には室内の空気を清潔に保てるというメリットがあります。風が発生しないため、ほこりやハウスダストが空気中に巻き上がる心配がありません。床暖房は温風を使うエアコンやヒーターとは違い、床から空気を暖めて部屋の温度を上げています。

そのため、ほこりなどが空気中に拡散されないのです。またエアコンやヒーターのようなフィルターもないので、カビや菌の心配も不要です。床暖房は体への影響を抑えられる暖房器具なのです。

足元から部屋全体を暖められる

また、床暖房は部屋全体を暖めるのに向いています。暖まった空気が足元からゆっくりと上昇して、部屋全体の温度を上げてくれます。温風タイプの暖房では、風が人や物に当たって上昇し、床はずっと冷たいままになることがよくあります。その点、床暖房は必ず床から暖まるため、いつも足元からポカポカにしてくれるのです。

部屋の空気が乾燥しにくい

湿度が下がりにくいのも床暖房の特徴です。温風を使わないので、エアコンやヒーターに比べて空気中や皮膚の水分を保ってくれます。温風によって部屋の空気が対流すると、空気中の水分は少しずつ蒸発し、湿度が下がっていきます。

また、風が直接肌に当たると、皮膚の水分もどんどん失われていきます。エアコンの風にあたる場所では、口や喉の渇きを感じるのはこのためです。床暖房であれば空気を対流させず床から暖めるので、湿度が下がりにくく肌も乾燥しにくいです。

床暖房つきの物件を選ぶ際の注意点

暖房効率がよい物件を選ぼう

物件選びの際は、暖房効率がよい物件を選びましょう。床暖房をつけても、部屋が暖まらなければ意味がないですよね。暖房効率が悪い物件にはいくつか理由があります。

たとえば、部屋が広すぎたり、間取りが悪かったり、窓が大きすぎるなどです。せっかく床暖房があるのですから、快適に過ごしたいですよね。部屋選びの際は、暖房効率という点からも物件を見てみるようにしましょう。

床暖房は大きく2種類に分けられる

床暖房は、主に「温水循環式」と「電気ヒーター式」の2種類があります。温水循環式はガスや灯油などでお湯を沸かし、床下の配管で循環させて暖める方式です。後述する電気ヒーター式に比べてランニングコストが安くなる傾向があります。

また、配管を床下全体に設置すれば、広い部屋や複数の部屋でも暖めることができます。一方の電気ヒーター式は、電気で発熱体を暖め、その熱で部屋を暖める方法です。

スイッチを入れてから暖まるまでの時間が短いのが特徴です。常時使う部屋よりは、オンオフが頻繁ですぐに暖まってほしい部屋に向いています。

電気代について

みなさんの中には「床暖房は電気代がかかるから嫌だ」と考えている人も多いでしょう。しかし、結論からいえば、必ずしもほかの暖房器具と比べて電気代が高いとは限りません。

ここで、大手電機メーカーが試算したデータを見ていきます。8畳の部屋で1か月床暖房を使用した場合の電気代は、温水循環式で約2,8003,900円、電気ヒーター式では約2,8006,100円です(室温約20℃30日運転、18時間連続使用、1kWhあたり27円で計算、参考:パナソニックWebカタログ「2021インテリア建材くらし&リフォーム」より)。

一方で、エアコンを使用した場合では約3,0004,000円と大きな違いは見られず、場合によっては床暖房の方が安くなるとの結果が出ています。

もちろん、料金プランや諸条件によって料金は変わるため、一概にどちらがお得だとは断言できません。しかし、こうした試算を踏まえると「床暖房は電気代が高い」という評判は、必ずしも正しいわけではないようです。

 

今回は分譲マンションでの床暖房のメリットや電気代について詳しく解説しました。床暖房は空気をキレイに保ちながらポカポカと足元から体を暖めてくれます。また乾燥もしにくいため、とても優秀な暖房器具といえます。初期費用は高くなりがちですが、いったん導入してしまえば、エアコンと比べて電気代が特段高くなるわけではない点もご理解いただけたのではないでしょうか。オール電化やエコキュートとも上手に組み合わせることで節約効果も狙えますので、賢く活用していきたいですよね。

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