新築戸建てと新築分譲マンションどっちがいい?

公開日:2022/03/01   最終更新日:2022/04/04

新築の購入を考えたとき、戸建てとマンションどちらにするか悩むものです。戸建て、マンションどちらにも利点はあります。この記事では、購入費から住み心地のよさ、向いている人までを紹介します。どちらの物件を購入するか悩んでいる場合、ぜひ参考にして自分たちの希望にぴったりな物件を見つけてください。

購入費用や諸費用が高いのはどちらか

新築戸建てと新築分譲マンションの物件価格は、購入する地域や家の広さなどによって大きく変わります。物件費用は新築分譲マンションの方が高いといわれています。

戸建ての全国平均相場は建物だけで約3,500万円、土地付き住宅で約4,300万円です。地方であれば相場よりも低く、首都圏だと相場よりも高いケースが多く見られます。元々、土地のみを所有していれば、注文住宅の設計や設備をシンプルなものにして、費用を1,000万円台まで抑えられる場合もあります。

新築分譲マンションの平均価格は4,500万円ほどです。首都圏だと6,000万円を超える新築マンションも多くあります。昨今のマンションは、部屋の設備はもちろんですが、共有スペースもかなり充実しています。居住者専用のカフェや子どもの遊び場など、マンション内で楽しめる設備が多いです。

件を購入するとき、火災や地震保険、ローン借入れ、固定資産税など、さまざまな諸費用が必要となります。しかし、新築戸建てと新築分譲マンションで必要となる諸費用は異なるのです。それぞれの違いをみていきましょう。

新築戸建てで必要な諸費用

新築戸建てで必要となる諸費用は次のとおりです。

・印紙税

・ローン借入れ費

・保険料

・登記費

以下の諸費用は必要になる場合と不必要になる場合があります。

・仲介手数料

・固定資産税精算金

・不動産取得税

・水道負担金

新築分譲マンションで必要な諸費用

・印紙税

・ローン借入れ費

・保険料

・登記費

・修繕積立金

以下の諸費用は必要になる場合と不必要になる場合があります。

・固定資産税精算金

・不動産取得税

一般的に新築戸建ての方が諸費用は高いです。しかしローンの借り方で手数料は違ってくるので、諸費用も大きく変わるでしょう。

資産価値が高いのはどちらか

結論から申し上げると、物件を手放すタイミングで資産価値は変わるため、戸建て・マンション、それぞれに価値があるといえます。

戸建ての場合、資産価値は建物と土地になります。土地は何年経っても変わらないため、土地の価値は充分にあるといえるでしょう。ただし建物の価値は30年ほどで、ほとんどなくなります。マンションは土地がないので、建物の価値のみです。しかし、マンションの建物の価値は50年ほどでなくなります。

そのため短期間で物件を手放すのであれば、マンションの方が資産価値はあるでしょう。反対に長期間住んでから手放す場合は、土地価値の残る戸建ての方が価値はあると考えられます。

住み心地のよさではどちらに軍配があがるか

金銭的な部分で判断するのもよいですが、せっかく購入するなら住み心地のよい家で暮らしたいものです。ここでは戸建てとマンション、どちらのほうが住みやすいと感じるかポイントをテーマごとに確認しましょう。

設備の充実度

どちらとも標準装備が充実しているため、大きな差はありません。マンション特有であった宅配ボックスも近年では、戸建てでも設置できるようになりました。戸建ては設計が自由にできるため、希望する設備を取り付けられます。マンションは24時間ゴミ出しができる、ゲストルームの完備、キッズスペースなど、マンションだからこそできる設備は多いです。

床面積について

家の広さを見たとき、戸建ての方が床面積は広く、100平方メートル以上ある場合がほとんどです。100平方メートルのマンションも増えていますが、まだまだ戸建ての方が広さを感じられます。ただし戸建ては階段や廊下が多く、マンションのほうが無駄なスペースがなく奥行きがあるので、家具の配置などはやりやすいかもしれません。

騒音について

マンションは隣や上下の住民の生活音が響く場合があります。しかし昨今のマンションは防音性、遮音性が高くなっており、外の音は聞こえにくいです。戸建ては、子どもが走り回っても足音を気にしなくてよいため、子育て世代には嬉しいポイントとなるでしょう。ただ、外からの音は聞こえやすく、窓が空いている場合、隣の住民に自分たちの声が漏れる可能性があります。

セキュリティ面

セキュリティはマンションが有利でしょう。マンションはエントランスのオートロック、管理人や警備員の配置、防犯カメラなど厳重なセキュリティで守られています。戸建てではホームセキュリティの設置が増えているものの、マンションのようなセキュリティはできません。防犯カメラの設置も自分たちで行わないといけません。けれども、マンションは管理費から出るので、戸建てみたいな負担は少ないでしょう。

マンションに向いている人と一戸建てに向いている人

マンションに向いている人の特徴は以下のとおりです。

・セキュリティが充実しているところに住みたい

・老後を考えた住まい

・共有スペースを楽しんでみたい

・近所付き合いをあまりしたくない

・資産価値を重視

戸建てに向いている人の特徴は以下のとおりです。

・家の中でも子どもを自由に過ごしてほしい

・楽器を演奏する

・ガーデニングやバーベキューを楽しみたい

・将来、二世帯住宅を考えている

・広い家に住みたい

とくに子どもが小さいと走り回るので、マンションだと下に音が響く心配があります。戸建てであれば、のびのびと子どもを育てられるでしょう。中学生以上の子どものいる家庭だと、マンションで家族それぞれの時間を楽しめます。

 

新築戸建てと新築分譲マンションには、それぞれのメリット・デメリットがあります。購入価格は戸建て、マンション共に大きな差はありませんが、マンションの方がやや高いです。しかし建物代とは別で発生する諸費用は、一般的に戸建てが高いです。どの条件を優先とするのかよく考えて、戸建て・マンションの特徴を把握し、自分たちの希望とする物件を選ぶことが大切です。

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