三重県内で注目のエリア
便利な施設と豊富な自然が揃う三重県ですが、最近注目されているエリアはどこなのでしょうか。名古屋など大都市へのアクセスの良さや、周辺施設の充実など評価のポイントは人それぞれです。
今回は三重県内で注目のエリアとして、桑名、四日市、津、鈴鹿、松阪をご紹介します。それぞれの人気の理由を詳しくご紹介するので、三重県に住居を構えることを検討する方はぜひご覧ください。
桑名
「職場は名古屋だけど、住宅費を安く抑えたい」という層に人気なのが桑名市です。最近はマンション建設などが盛んに行われるようになりましたが、木曽三川や多度山など豊かな自然も共存しています。
交通面では、JRと近鉄が通っていて特急も停車します。名古屋、大阪方面へのアクセスも抜群です。特に名古屋には30分程度で行けてしまいます。また、岐阜方面へは養老線、バスも豊富な路線があるのでお出かけには困りません。
レジャーも充実
桑名市にはナガシマスパーランドがあります。なばなの里のイルミネーションや、アンパンマンこどもミュージアムもナガシマスパーランド内にあるのでカップル、家族連れ皆が楽しめます。
その他、三井アウトレットパークジャズドリーム長島、イオンモール桑名といった商業施設も充実しており、レジャー施設が充実しているのも人気の秘密です。
それだけでなく、多度山のハイキングコースなどで豊かな自然と触れ合うこともできるため万人が楽しめるレジャースポットが揃っていると言えるでしょう。
四日市
三重県で最も人口の多い四日市。工業地帯のイメージが強いかもしれませんが、子育て世帯が住みやすい街として人気が高まっているエリアでもあります。
交通網が非常に発達しており、名古屋までは約45分、バスも複数路線通っていて通勤や通学にも便利です。伊勢湾や鈴鹿山脈など自然も豊かであり、昔ながらの商店街も残っているなど多彩な魅力を持っているのが人気の理由です。
子育て支援事業が盛ん
四日市は子育て支援に力を入れており、産後ケア事業や発達相談、「こども未来部」という幅広い相談窓口の設置などを行っています。
交通網の発達から通勤しやすいこともあり、特に共働き世帯子育てしやすい街として人気です。日経新聞・日経DUALが調査する「子育てしやすい街ランキング」では、2020年に中部地方の1位となった実績があります。
プラネタリウムや博物館、スポーツランドなど子どもが楽しめる施設も充実しています。
津
三重県の県庁所在地である津は、国立三重大学をはじめとした名門校が複数存在し、県内の文教エリアとしても有名です。
海や山に囲まれた自然と、複数の鉄道路線に加えて国道や高速道路など道路交通も発達しているので各方面へのアクセスが非常に便利です。県庁所在地のため行政サービスが整っている利便性も享受できる都市です。
豊富な自然で四季を楽しめる
津は自然豊かな場所でもあり、四季の移ろいを楽しめます。春は市内にたくさんある桜の名所を楽しめ、特に三多気の桜は日本さくら名所100選にも選ばれていて必見です。
夏は花火大会が開催され、海上花火も楽しめます。秋は紅葉に加えて県の大イベント・津まつりが行われます。冬にはイルミネーションに津シティマラソンが行われるなど、年間を通して楽める場所です。
鈴鹿
鈴鹿は名古屋まで電車で約40分、大阪まで約1時間半の場所にあります。サーキットの印象が強い鈴鹿ですが、モータースポット以外にも注目する点がたくさんある都市です。
鈴鹿フラワーパークや桜の森公園、市内にイオンも二か所あり、観光スポットだけでなく生活する上でも便利な施設が揃っています。
閑静な住宅街
鈴鹿サーキットでレースイベントが行われると賑わいを見せますが、基本的には閑静な住宅街です。駅の周辺まで出ると飲食店やスーパーなども豊富で生活には困らない住環境です。道路もあまり渋滞しないため、車の利用も便利です。
また、自治体で「子育て支援総合コーディネート事業」が推進されており、悩みの共有や親同士・子供同士のコミュニケーションの場が毎月提供されています。
松阪
ブランド牛のイメージが強い松阪ですが、近鉄とJRが乗り入れおり実は電車でアクセスしやすい場所でもあります。歴史的文化遺産が多く残っているほか、総合病院が隣接して3つあるので医療面での安心感があります。高齢者が多いので高齢者向けのサービスが充実している傾向にあります。
生活に必要なものが揃っている
温暖な気候と豊かな自然に囲まれた松阪は、車があると便利ですが自転車やバイク移動でも事足ります。天体観測やクライミングもある中部台公園は子連れにも人気の施設です。
駅周辺にはスーパー、薬局、コンビニ、飲食店など生活に必要な施設が揃っているため困ることはないでしょう。
まとめ
三重県の人気エリアをご紹介しました。
名古屋のベッドタウンとして住んでいる人が多い桑名や四日市、県庁所在地かつ文教エリアである津、サーキットだけではなく豊富に各種施設が揃っている鈴鹿、歴史施設と生活施設が混在している松阪。
どの場所も自然を楽しみながらも便利に暮らせる都市です。三重県での暮らしを考える方は参考にしてください。